ショートケーキに欠かせない果物と言えば?(真岡市)

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2024年1月19日

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多種多様なショートケーキが、もちろんあるとは思うんですけど、なんと言っても「いちご」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

赤い果肉とみどりのヘタのコントラストは、可愛らしくて様々なデザインに取り入れられることも多いですね。

いちごにまつわるエトセトラ

見た目もさることながら、甘酸っぱくてみずみずしい食味は、老若男女に広く愛されています。
(※果肉が白色の品種もあります)

そんないちご。

日本には2019年時点で約300種の品種があると言われ、以降も新品種が誕生しているという事ですから驚きです。

いちご王国栃木県の主力と言えばやっぱり「とちおとめ」。

これぞまさに王道のいちご! という甘酸っぱい味わい、価格も比較的手に取りやすくて、日本一親しみやすいいちごと言っても過言では無いでしょう。

 また近年登場した新品種「とちあいか」は酸味が少ないので、甘さが際立ちます。カットした時の断面図がハートの形なのもキュート。

 他にも、酸味と甘みのバランスが良く粒の大きさが自慢の「スカイベリー」や、果肉が柔らかく出荷に不向きなため栃木県内でしか食べられない“幻のいちご”と言われる「とちひめ」、いちごの流通が少ない夏秋に食べられる「なつおとめ」、果肉が白くまろやかな甘みが新しい「ミルキーベリー」などなど、栃木県で生産される品種はどれも魅力的!

 さて、本来路地栽培であれば5月頃が旬とも言われるいちごですが、年末の寒い時期になると思い浮かべるケーキにはいちごがつきもの。

以前ご年配の方が「いちごの旬は夏のイメージ」とお話されていて、世代や地域によって認識は変わるものだなぁと痛感したりも。

その本来暖かい時期に採れるいちごが、冬に最盛期を迎えるんです。これには農家さんのたゆまない努力がありまして……。

いちご生産量日本一を誇る真岡市‼

冬の真岡を訪れると、日が落ちて暗くなる頃、いちご栽培のハウスたちに明かりが灯ります。

電照栽培と言って、日照時間の少なさを補なうために明かりをつけるんです。

広大な農地に点在するいちごのハウスがほの明るく輝く景色はどこか幻想的で、静寂な冬の夜を彩ります。

ところで話はショートケーキに戻ります。

 元々「ショートケーキ」は(諸説ありますが)イギリスのショートブレッドにいちごとクリームを挟んだから“ショート”ケーキ、なのだとか。

その後フランスやアメリカに渡ったショートケーキを日本風にアレンジしたものが、日本人なら誰もが連想する、スポンジ生地に生クリームとフルーツを挟み上部に飾りのいちごを乗せた、あのスタイルなのだそう。

海外では取り分け「Japanese style Strawberry Shortcake」と呼ばれて認知されているそうですよ。

いちごの話題ですっかりおくちがいちごになってしまったら……。

JAはが野さんが運営する「井頭観光いちご園」では、2024年1月2日からいちご狩りを楽しむことができます。

甘くてみずみずしい、採れたての完熟いちご、ぜひご賞味ください!

【井頭観光いちご園】
 住  所:〒321-4411 真岡市上大田和3006
 電  話:0285-81-1141(JAはが野 井頭フレッシュ直売所「あぐ里っ娘」)
 営業時間:平日/9:00~15:00
      土日祝日/9:00~15:30
 営業期間:1月2日~5月中旬
 ホームページ:https://www.ja-hagano.or.jp/

この記事を書いた人

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昭和製・真岡市産・真岡市在住・両親とも真岡市民の血統を持つ生粋の真岡市民です。
長年真岡にいながら、大人になるまで真岡の真の魅力に触れずに過ごして来たので、この機会に様々な真岡の魅力を発見していきたいと思っています。
よろしくお願いします。

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