真岡鐡道で下館駅(茨城県下館市)から茂木駅(栃木県茂木町)まで、主に週末に運行している『SLもおか』
いつかは乗ってみたいと思っていました。
週末に市貝町のいちはな駅に行くと『SLもおか』を見に来ている子ども連れの家族がいます。
いちはな駅のホームで、汽笛や蒸気の迫力を目の当たりにして感動!
“いつか”ではなく実際に乗ってみることにしました。
『SLもおか』に乗ってみたら、まるでテーマパークのアトラクションのような体験ができました。
特に子どもと一緒にわくわく体験をしたいというパパやママにぴったりです。
SLキューロク館はSL博物館
『SLもおか』は、真岡駅に11:03到着、11:13に発車します。
SLに乗る前に真岡駅に併設されている“SLキューロク館”を見るために、10時に行きました。
SLキューロク館は、SLの博物館のような場所で、子どもと一緒に体験したかった!
メインの9600形SL(キューロク)やD51形SLでは、連結車掌車乗車体験(4歳以上1人300円)や助士席乗車体験(1組1000円)があります。
※土日祝日のみ、1日3回(10:30・12:00・14:30)で行われています。
他にも5台の車両が展示されていて、ハロウィン時期に運行していたハロウィン号の客車に入れたり、クリスマスのディスプレイにわくわくしました。
真岡駅の子ども広場には、屋内の遊び場(無料)があって、小さなお子様連れでもSLに乗る前に楽しめます。
『SLもおか』が発車するまでのわくわく体験
『SLもおか』に乗るには、駅の券売機で行先までの乗車券(今回は真岡駅から茂木駅で780円)を買って、窓口でSLの乗車券(500円)を買います。
確実に乗りたかったので、真岡鐡道の公式サイトからSL乗車券を予約しておきました。
予約をした場合は、届いたメールを窓口で見せると発券してくれます。
乗車券の他に昔懐かしい硬券の『SLもおか乗車記念証』をもらって嬉しかった!
『SLもおか』が11:03に到着すると車両の油の匂い漂って、ぞろぞろと人が降りてきました。
発車まで10分あるので、先頭車両を見ようとする人で大行列
この日は益子町で“益子陶器市”が行われていたので、混雑していたようです。(車掌さんがアナウンスをしていました。)
SL乗車券と一緒に予約していた“SLふるさと弁当”を2両目にある売店で受け取りました。
11:13になると多くの人が戻ってきて、混雑したデッキの窓際に乗りこみました。
まるでアトラクション!
益子駅に着くと多くの人が降りたので、席に座ることができました。
益子駅からの車窓は、田んぼと山々が広がるのどかな景色
線路脇の道路では、SLを見に来た家族連れや三脚のカメラマンなど、多くの人が手を振っています。
また、SLに乗っている子どもたちも「バイバイ」と手を振り返しています。
まるでテーマパークのアトラクションみたいでわくわく楽しい。
いちはな駅の近くでは、コスモスとSLの写真を撮るカメラマンがいたり、SL展望台から手を振るカップルがいたり、駅のホームで子ども連れの家族が待っていました。
さらにSLが見られる名所の“道の駅もてぎ”には、多くの人が手を振っていました。
道の駅もてぎを過ぎるといよいよ終点の茂木駅に到着です。
茂木駅はアトラクションのクライマックス
12:06に茂木駅に着くと降りた人がぞろぞろと先頭車両に向かいます。
ついて行くと、SLの写真を撮っている。
その後、駅員さんが「離れてください」と言った後、SLがバックし始めました。
しばらく経って、隣の線路にSLの先頭部分だけがゆっくり向かってきます。
下館駅に戻るため、転車台に乗せて先頭部分を回転させるというアトラクションのクライマックスが待っている。
テレビ東京のアド街ック天国で10月28日に放送していた「栃木の絶景のある街」の10位 “茂木町” で紹介されていた転車台の景色です。
この転車台でSLが回転する様子が見たくて茂木駅まで来ました。
12:15転車台に乗ってゆっくり回転して、戻っていきました。
ホームから見る人、駅の上のデッキから見る人…みなさん動画を録っています。
SLの後ろ姿を見送りながら、アトラクションが終わってしまった淋しさを感じましたが、
真岡駅行きの電車の時刻まで、SLふるさと弁当を食べることにしました。
切り替え早い!
駅に休憩スペースを見つけて聞いてみると、お弁当を食べてもいいらしく、お茶を出してくれました。
観光を楽しむには、ワクワクする体験とグルメが必要です。
どちらも満たされて、『SLもおか』わくわく体験が終了
『SLもおか』の下館方面の発車時刻は14:28ですが、いままで真岡鐡道の普通電車に乗ったことが無かったので、真岡駅まで12:43発の普通電車で帰りました。
失敗しました!普通電車に乗って急に日常に戻った気がして、帰りも『SLもおか』に乗れば良かったと後悔しました。
次回は息子と一緒にSLで往復したいと思います。
この記事を書いた人
りこ
栃木県東部を担当している“りこ”と申します。
旅行バカ・自然の絶景・星空・チョコレート好き!
国内は44都道府県旅しました。9年間、栃木を離れて良さを再認識。
栃木県東部は、里山の景色が広がって、夜空にかかる天の川を見られたり、天然の蛍が見られたり、非日常があふれています。
季節の花々、パワースポット、スイーツなど、“大人の遠足”をガイドして、魅力を伝えていきたいです。
よろしくお願いいたします!