修行安全を願い、山伏が餅を練る
歳末恒例の「御供加持(ごくうかじ)」と呼ばれる餅つきが、毎年12月21日、日光山輪王寺(りんのうじ)の三仏堂境内で行われます。餅つきは「餅練り」とも呼ばれ、奈良時代末から日光連山へ峰修行に向かう山伏が出発に先立ち餅を供え、修行安全を祈願するとともに、携帯食にしたと伝えられています。
午前8時、僧侶が結界の中で真言を唱えた後、山伏姿の僧侶が代わる代わる杵を振り下ろします。つきあげた餅は2俵(120キログラム)分で、鏡餅にして30日まで各御堂の御本尊に供え、正月を迎えます。
基本情報
住所 | 〒321-1494 栃木県日光市山内2300 | |
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問い合わせ先 | 日光山輪王寺 TEL 0288-54-0531 | |
公式URL | https://www.rinnoji.or.jp/ | |
開催日時 | 開催期間 | 2024年12月21日(土) <毎年同日開催> |
開催時間 | 8:20~ | |
アクセス | 電車・バス | JR日光線日光駅・東武日光線東武日光駅から東武バス中禅寺温泉行き・湯元温泉行き・世界遺産めぐりバスで約5分「神橋」下車徒歩約5分 |
車 | 日光宇都宮道路日光ICから約5分 |
開催場所
世界遺産「日光の社寺」のひとつ。輪王寺の「三仏堂」は日光山最大の規模を誇る木造建造物。