山頂のご来光は、息をのむ美しさ
登拝祭は、二荒山神社中宮祠の最大の祭りで、今から1,200年以上前の奈良時代末より連綿と続き、男体山信仰に根ざした登拝講社(とはいこうしゃ)を中心とした祭りです。毎年7月31日から8月7日までの8日間行われ、神社境内は登山者や参拝者で賑わいます。
祭りの中心は「男体山登拝」と「御内陣参拝(御本殿内の御神像奉拝)」の二つです。「御内陣入り参拝」は、この期間に限りできる日本で唯一の特殊参拝です。
また、男体山登山口はこの期間午前零時に開けられ、夜間の登山ができ、山頂で御来光を仰ぐことができます。頂上の奥宮も開けられ、社務所では、お守りや「登拝之証(登山証明書)」のほか、御神水・コーヒーなども授与されます。
毎年、県内外から約2,000名の方が真夜中の登山に挑みます。午前4時頃から視界が開け、4時40分過ぎから厚い雲海から赤い光が現われ、御来光を堪能でき、息をのむ美しさです。期間中は「奉納花火」や「深山(みやま)踊り」など数々の奉納行事が実施されます。
基本情報
住所 | 〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2484 | |
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問い合わせ先 | 日光二荒山神社中宮祠 TEL 0288-55-0017 | |
公式URL | http://www.futarasan.jp/ | |
開催日時 | 開催期間 | 2025年7月31日(木)~8月7日(木) <毎年同期間開催> |
開催時間 | - | |
アクセス | 電車・バス | JR日光線日光駅・東武日光線東武日光駅から東武バス湯元温泉行きで約55分「二荒山神社中宮祠」下車 |
車 | 日光宇都宮道路清滝ICから約30分 | |
駐車場情報 | 台数 | 会場付近に湖畔駐車場(約300台)があります。 |
備考 | ■登拝者の皆様へ 男体山(海抜2,486m)は二荒山神社の御神体山であり、古来より山岳信仰の御山として多くの崇敬を集める関東第一の霊峯です。山頂には当神社の奥宮がありますので、諸願をこめて御参拝ください。 ■案内・注意 ・山頂まで普通は3~4時間、山道6kmです。 ・水場がありませんので水は必ずご持参ください。 ・雨具、防寒具をご用意ください。 ・3~4合目は広い工事用道路になり4合目の石鳥居をくぐり登山路に入ります。 ・7~8合目、頂上付近はガレ場になりますので、落石等に充分ご注意ください。 ・5、7、8合目、頂上には避難小屋があります。 ・焚き火、植物の採取は禁止致します。 ・ゴミ、空き缶等は必ず持ち帰ってください。 |
開催場所
中禅寺湖の北岸、男体山山麓の景勝の地に鎮座する神社。境内は本殿など7棟が重要文化財に指定。
日光連山を代表する標高2,486メートルの山で、中禅寺湖の北岸にそびえ、雄大な姿を見せています。