那須与一も食べた、見て聞いて食べて三度楽しい餅つき唄
那須家の墓がある玄性寺では、当日朝から那須与一公の供養が行われます。その後餅つきとなり、大田原市無形文化財の「福原餅つき唄」を奉納します。餅つき唄のリズムに合わせて、軽快に三人づき・六人づき・九人づきなどが披露されます。
この唄は、1180年(治承4年)、福原城の那須十郎、与一の兄弟が源九郎義経の家来となり、平家追討の旅に発つ時に、福原の領民たちがその出陣を祝って激励の力餅を大勢で面白くついて差し上げたのが始めと伝えられています。
また、当日同寺では「与一弓道大会」も行われます。この弓道大会は、源平屋島の戦いのとき、源義経の命を受け、海上の小舟の扇の的を射止めた「那須与一公」を再現したものです。鎧武者による古式ゆかしいデモンストレーションのあと、県内外からの約200名の選手が参加して行われます。
基本情報
住所 | 〒324-0024 栃木県大田原市福原361 | |
---|---|---|
問い合わせ先 | 玄性寺 TEL 0287-28-0211 | |
開催日時 | 開催期間 | 2024年10月6日(日) |
開催時間 | ■供養祭・与一弓道大会:10:00〜 ■2024年は餅つき唄奉納は行われません |
|
利用事前予約 | 事前予約なし | |
料金 | 無料 | |
アクセス | 電車・バス | JR宇都宮線野崎駅から車で約20分 |
車 | 東北自動車道矢板ICから約20分 | |
駐車場情報 | 台数 | 約50台 |
料金 | 無料 |
開催場所
福原にある曹洞宗の寺院。境内には江戸期の那須家当主である那須資礼によって建てられた、与一をはじめとする那須一族の供養塔が残る。また、かつては福原城内にあったという矢剪石と呼ばれる巨石がある。与一が八島で扇の的を射抜いた時、この矢剪石に亀裂が走ったといわれる。この時できた大きな裂け目は、現在も目にすることができる。福原玄性寺にある供養碑は、那須与一公とその一族のために建てられたものと伝えられています。