日光国立公園の四季を楽しむ、ガイドおすすめアクティビティ【那須エリア】

2022年7月1日

日光国立公園の北東部に広がる那須エリアは、東京から車で片道約2時間という近さにありながら、豊かな自然をすぐそばで感じられるのが魅力。避暑地として人気の那須高原をはじめ、ハイキングにぴったりの沼ッ原湿原や、文豪にも愛された渓谷美をもつ塩原温泉など、四季を通じてさまざまなアクティビティを楽しめるフィールドが満載です!

爽やかな風を感じて進む自転車&E‐BIKEツアー

自然環境に優しく、自動車より小回りが利く自転車はアクティブで自由な旅にぴったりのアイテム。ガイドと一緒に里山や林道を走るサイクリングツアーに参加すれば、その土地の歴史や風土をより詳しく知ることができます。また最近になって脚光を浴びているのが、E-BIKE(Eバイク)と呼ばれる電動アシストつきのスポーツバイク。アップダウンの激しい山道や長距離の移動も軽々と進め、大自然のなかを走る楽しみを満喫できます。

現地ガイドのコメント
春から初夏にかけての那須は気候も涼しく、とくに若葉の芽吹く5月は絶好のサイクリングシーズンです! セルフガイドツアーで新緑が芽吹く那須高原を走り抜け、ツツジの名所、八幡を目指すのもおすすめです。

カヌーとSUPで、ガイドツアーでしか行けない水上クルーズの旅

パドルを使って水上クルーズを楽しむカヌーとSUP(サップ)は、初心者でも気軽に挑戦できる水上アクティビティとして人気です。スピードが出るカヌーは、風を受けながら進む清々しさが魅力。SUPでは、思い切ってボードから水に飛び込んでみるのも爽快! カヌーやSUPを行うスポットのなかにはツアーでしか入れないエリアもあるので、特別感のあるクルーズを楽しめるかもしれません。

現地ガイドのコメント
春は雪解け水で川や湖の水量が増すため、ふだんは通れないルートにも入っていけるかもしれません。切り立った岩場に囲まれた渓谷のクルーズでは、見晴らしのいい海や湖のクルーズとは違った冒険気分を味わえます。

五感で自然を楽しむ、自然観察ツアー

山や森を歩き、動植物をじっくり観察する自然観察ツアーは、誰もが気軽に参加できるアクティビティです。地域の自然と文化を知りつくしたガイドが案内してくれるので、その季節にしか見られない草花や昆虫、野鳥など、ひとりでは見つけることのできない発見がたくさん! 豊富な知識を持つガイドからは、自然環境についてはもちろん、その地域の歴史や見どころなど幅広い話を聞くことができます。

現地ガイドのコメント
自然観察では植物を「見る」だけでなく、虫の音や鳥のさえずりを聴いたり、草花の香りを感じたりして楽しんでください。ツアーが開かれる沼ッ原湿原は、四季折々の風景が魅力。緑が生い茂る春夏はもちろん、一面に草紅葉が広がる秋もおすすめです。

スノーシューツアーで、冬の銀世界に踏み込む

スノーシューとは、雪上を歩くための専用の道具です。見た目は短いスキー板のようですが、スキーとは異なり特別なテクニックは必要なく、装着するだけで誰でも雪の上をスムーズに歩くことができます。雪の積もった山や森は道も藪も埋もれているため、普段は入れない森の奥深くまでも自由に歩いて行ける楽しさがあります。一面の銀世界を堪能したり、足跡ひとつない雪原に飛び込んだり、冬にしかできない遊びを満喫しましょう。

現地ガイドのコメント
ふかふかの雪上を歩くだけでも楽しいですが、雪に残されたキツネやウサギなどの野生動物の足跡や、風が刻む雪紋の芸術的な美しさを眺めるのも、スノーシューで山や森を歩くおもしろさです!

アクティブな家族におすすめのスキー&スノーボードツアー

冬のアクティビティといえば、スキーやスノーボードはその代表格。那須エリアでは12月中旬になると雪が降り始め、1月下旬に本格的なスキーシーズンが始まります。東京よりも7度ほど気温が低く、多くのスキー場が3月下旬までオープンしています。また、スノースポーツが初めての人でもスクールがあるので安心。専門知識のあるインストラクターに滑り方のコツを教えてもらえます。滑ったあとは近くにある温泉宿へ。ゆっくりと温泉に浸かりつつ、美味しい料理をいただきましょう。

現地ガイドのコメント
那須のスキー場は首都圏からのアクセスの良さが抜群です! スキーやスノーボードを教えるスクールもあり、とくに子ども向けレッスンが充実しているのが特徴です。

おすすめコースの紹介

アクセス情報

東京から那須塩原駅のアクセス

公共交通

東京駅発(東北新幹線)→那須塩原駅
所要時間:約1時間 料金:6,020円

マイカー

東北自動車道(浦和IC)→東北自動車道(那須IC)
所要時間:約1時間30分

関連特集

このページを見ている人が見ているページ

特集一覧へ戻る