

小山市間々田には、国重要無形民俗文化財に指定された「間々田のじゃがまいた」という、龍神信仰を今に伝える伝統行事が残されています。この行事は田植えを前にした時期に、ほどよい雨風を神仏に願うとともに、五穀豊穣、疫病退散を願って行われるものと伝えられています。
行事当日は、「ジャーガマイタ、ジャガマイタ!」という、勇ましい掛け声が町内に響き渡り、竹を芯にして藁を幾重にも巻き付けた蛇体に、シダの葉を龍の鱗に見立てて飾りつけた、15メートルもある竜頭蛇体が、七つの町内を練り歩きます。
7体の蛇は、一斉に間々田八幡宮に集まりる「蛇よせ」をおこない、修祓(しゅばつ)を受けたのち、各々「水吞の儀」で弁天池の水をたらふく呑んで、各町内を練り歩きます。かつては旧暦の4月8日に行われていましたが、行事の担い手の多くが子どもであったため、祝日の5月5日(こどもの日)に行われるようになりました。
開催期間
2025年5月5日(月・祝) <毎年同日開催>
開催時間
■蛇寄せ:10:30~
■修祓式・開会式:11:00~
■蛇の出発:12:00頃
開催場所
間々田八幡宮(栃木県小山市間々田2330)
アクセス
電 車:JR宇都宮線間々田駅西口から小山市コミュニティバス間々田線で約5分「間々田4丁目公民館」下車徒歩約5分または間々田駅から徒歩約30分
車 :東北自動車道佐野藤岡ICから約30分
駐車場情報
間々田中学校:普通車約100台
問い合わせ
小山市生涯学習課 TEL 0285-22-9669