カメラ・絶景 第2章 編集後記
今回の愛犬カームとの日光絶景旅。本当に楽しく満喫することができました。実は私は栃木県に隣接する群馬県桐生市出身。子どもの時からよく栃木県には行っていました。
日光には家族で旅行したこともあります。その時は日光東照宮から華厳の滝という黄金コースで、その荘厳さやダイナミックな滝の水量は記憶にも残っていました。それから40年近くたって訪れた日光。当時は連れてきてもらう立場でしたが、今回は連れていく立場。(妻は運転しないので、私が運転するという意味。もちろん主導権は妻とカームです!)当時とは、選んだ場所も、食べた食事も、お土産も、思い出も、異なるものとなりました。
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愛犬にやさしい施設がたくさん!
当然ですがカームと一緒に楽しめることが大前提。その点今回のコースは佐野サービスエリアや食事をしたレストラン、宿泊した「あにまる御殿」も愛犬がいることで制限されることのない、むしろ愛犬がいるからこそ楽しめるような設備やサービスがあり、安心して旅をすることができました。
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歳を重ねたからこそ楽しめる
そして今回特に楽しかったと感じたのは中禅寺湖周辺。美しい湖面と涼やかな風。そして異国情緒あふれる建物など、ただ歩いているだけで心をリフレッシュすることができました。アトラクションで絶叫するわけでもなく、その場所を訪れることで、日々のストレスを忘れることができる。都会から車で2時間ほどで、まるで海外に来たような感覚を味わうことができる場所は、多くはないと思います。ここはまさに、そんな大人の楽しみ方ができる場所でした。
大好物のゆばを求めて
ゆばが美味しいと思ったのは、いつ頃でしょうか。確か数年前京都でゆばのコース料理をいただき、それからゆばにハマったのでした。以来ネットでゆばを取り寄せたりして、自宅で楽しんでいました。優しくどんな料理にも、そしてどんなお酒にも合うゆばは我が家のごちそうとなりました。そして今回日光を旅するにあたり、ぜひ日光のゆばを食べたいと思っていました。
日光一帯は、日光連山の雪解け水が長い時間をかけて清らかな地下水となる、水の美味しい地域なので、ゆば・豆腐製造業者で賑わっているそうです。そんな中でも、今回伺ったのが創業明治初期という「松葉屋」さん。国産の大豆と、こだわりの製法で人気のお店です。たくさんの商品が並ぶ店内。どれも美味しそうですが、「生さしみゆば」と「味付けゆば」。そして豆腐とがんもどきを購入。カームもとってもうれしそうです(カームは食べられないとも知らずに!)。自宅に帰ってからも、日光を楽しむことができました。次はどんな旅にしようか
さて、今度はカームを連れてどこに旅をしよう。今から旅の計画を考えています。北に向かって海沿いを旅し、美味しい海の幸を満喫しようか。それとも南へ向かい、歴史ある街並みをカームと散歩しようか。季節を変えて、同じ日光を旅するのも楽しそう。まだ知らない栃木県を巡るのもいいかもしれない!
いずれにしても穏やかな時を楽しめるような旅が、私たち家族を待っていることでしょう。-
星野祐司、星野真紀子、カーム
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職業:フォトグラファー
プロフィール:1973年生まれ。広告制作会社を経て、フォトグラファーとして独立。人物やペットなど、さまざまなジャンルの写真を撮影。
※撮影日:2024年6月26日~6月27日
※掲載されている情報は2024年7月31日現在のものです。内容の変更等でご利用できない場合がありますので、あらかじめ出発前にご確認ください。