だいちゅうじ

大中寺

栃木市

  • 歴史・文化・自然

2021年11月26日更新

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県南エリア

七不思議の話が伝わる大中寺

大中寺は1154年(久寿年間)に開創された歴史ある寺であり、江戸時代に徳川家の信仰の厚かった寺で、雨月物語の中に登場します。境内には、「不断のかまど」「油坂」「根なしの藤」「馬首の井戸」「不開の雪隠」「東山一口拍子木」「枕返しの間」などの七不思議の話が伝わっています。その後、1489年(延徳元年)、快庵妙禅師が曹洞宗の寺として再興し、今日に至っています。 上杉謙信がこの寺に縁故のあった関係から、当時消失していた七堂伽藍(寺のいろいろな建物)を寄進したほか、上杉・北条の両氏がこの寺で和を結んだ史実も残されています。江戸時代、9世柏堂和尚は寺領百石の御朱印を賜るなど徳川家康の信任を受け、以後、江戸末期に至るまで、天下の曹洞宗寺院の管理にあたる三寺院(これを関三刹という)の筆頭の寺として、天下に号令する地位にありました。また、11世紀宗演和尚のころには、幕府から曹洞宗天下大僧録に任ぜられ太平山大中官寺と号して、江戸品川に天暁院という宿所を置いて事務をとり、宮中に参内して禅師号を賜っていました。 周辺に観光ぶどう園があります。

基本情報

住所 〒329-4405 栃木県栃木市大平町西山田252
問い合わせ先 大中寺 0282-43-2116
公式URL https://www.tochigi-kankou.or.jp/spot/daichuji
アクセス 電車・バス 両毛線大平下駅から徒歩で約32分
東北自動車道佐野藤岡ICより約18分
駐車場情報 台数 30台
料金 無料

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