もむらのひゃくどうねんぶつまい

百村の百堂念仏舞〔那須塩原市(黒磯)〕

那須塩原市

  • 歴史・文化・自然

2021年11月24日更新

栃木県の
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那須エリア

地元の子供たちが受け継ぐ、念仏舞

毎年4月29日に祭礼が行われます。その際に奉納されるのが、国の選択無形民俗文化財の「百村(もむら)の百堂念仏舞(ひゃくどうねんぶつまい)」です。

何回かの火災に遭い、記録等の消失でこの念仏踊りの起源ははっきりしませんが、五穀豊穣、家内安全を祈るものとして江戸時代末期には行われていました。かつては村内の多くのお堂の前などで演じられていたため、百堂念仏舞の名がついたといわれています。

念仏舞の奉納は、光徳寺から出発し、笛の音に合わせて纏(まとい)を先頭に念仏(梅若)を唱えながら街道を歩き、東福寺門前、集落境の丁字路、愛宕神社の三か所で舞を奉納します。踊りは念仏と笛の音を伴奏に色彩豊かな衣装をまとった警護・形振(なりふり)・鐘木(しょうもく)切り・太鼓打ちで上演されます。

1913(大正2)年の上演後は中断していましたが、関係者の努力により1959(昭和34)年から翌年にかけ復活し、現在は地元の小学生が受け継ぎ、素朴な舞を演じています。

基本情報

住所 〒325-0115 栃木県那須塩原市百村
問い合わせ先 那須塩原市生涯学習課 0287-37-5419
アクセス 電車・バス JR東北新幹線・宇都宮線那須塩原駅から車で約30分
東北自動車道黒磯板室ICから板室温泉方面へ約15分
駐車場情報 台数 事前に光徳寺へ連絡が必要(TEL 0287-69-0839)

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