りゅうおうきょう

龍王峡

日光市

  • 歴史・文化・自然

2021年12月6日更新

栃木県の
このあたり!

日光エリア

巨大な奇岩と怪石が織りなす鬼怒川・川治随一の景勝地

今から2200万年前に海底火山の活動によって噴出した火山岩が鬼怒川の流れによって侵食され、現在のような景観になったと言われています。その名の通り、まるで龍がのたうつような姿を思わせる圧巻の景色は、鬼怒川温泉と川治温泉の間およそ3キロメートルに及びます。
1950年(昭和25年)に「龍王峡」と名付けられたこの渓谷は、鬼怒川・川治随一の景勝地として有名で、紅葉が鮮やかな10月下旬から11月上旬には特に多くの観光客が訪れます。
また、上流にある川治温泉からは起伏の少ない遊歩道が整備されており、約7キロメートル(3〜4時間程度)の行程で歩くことができるので、のんびりとハイキングを楽めるコースになっています。
龍王峡から川治温泉まではのハイキングでは、白い流紋岩からなる白龍ガ淵、晴れた日は虹が見える虹見の滝、火山灰が堆積してできた緑色凝灰岩からなる青龍ガ淵、白龍ガ淵と青龍ガ淵の奇岩怪石を展望できるむささび橋、縦に幾筋もの線が入った岩肌が特徴の柱状節理、鬼怒川・川治温泉の守り神である龍神様の像が祀られている五龍王神社など、絶景・撮影ポイントが多いので、早い時間帯に出発することをおすすめします。
龍王峡は、4月下旬から5月中旬頃はミズバショウ、6月頃は ヒオウギアヤメが見頃となります。
毎年7月下旬には、龍王峡・鬼怒川・川治地区で「龍王祭」が開催され、特に両温泉地区で開かれる夜の本祭は、たくさんの人でにぎわいます。(龍王峡では、祭初日11時から、五龍王神社にて神事が執り行われます)

基本情報

住所 〒321-2521 栃木県日光市藤原
問い合わせ先 日光市藤原観光課 TEL 0288-76-4111
アクセス 電車・バス 野岩鉄道会津鬼怒川線龍王峡駅からすぐ
日光宇都宮道路今市ICから約30分
駐車場情報 台数 100台
料金 無料

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