太鼓に刻まれた270年の伝統
守藤(那須)資通が城を天仁2年(1109)に創築し、その子孫宗資が平治の乱(1159)で源氏に属したため平氏の追及を逃れるために甲斐に逃れ、その後甲斐から帰国の際、「稲積明神」を勧請し、城を「稲積城」としました。その後那須家は稲積城から烏山城に居城を移しました。
神社に奉納されている絵馬「楊貴妃」は県文化財、「巴御前」「韓信の股くぐり」は市文化財にそれぞれ指定されています。
毎年8月第4日曜日には風土安穏、五穀豊穣を祈願して「下境ささら獅子舞」が奉納されます。
地元の子どもたちが獅子に扮し、笛の音に合わせて太鼓を叩きながら力強く踊ります。中盤には獅子たちが花笠と戯れるような優雅な舞が見られます。
基本情報
住所 | 〒321-0616 栃木県那須烏山市下境 | |
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問い合わせ先 | 那須烏山市 生涯学習課 0287-88-6223 | |
営業情報 | 営業時間 | ー |
休業日 | ー | |
料金 | 拝観無料 | |
アクセス | 電車・バス | JR烏山駅から車で約15分 |
車 | 北関東自動車道宇都宮上三川ICより約1時間 |
動画
【那須烏山民話アニメ】稲積城の由来
むかし、貴族の世が乱れ、各地が武士が勢力争いを繰り広げていた頃のこった。平治(へいじ)の乱といって、都の武士たちが源氏側と平家側に分かれ、そこに地方の武士も加わる大きな戦いがあった。現在の那須烏山市周辺を治めていた那須一族は・・・