くろさわばし

黒沢橋

塩谷町

  • 歴史・文化・自然

2021年11月25日更新

栃木県の
このあたり!

那須エリア

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黒沢橋は、平成2年に総事業費182億円を投じて竣工した「東荒川ダム」の付け替え道路として昭和58年新たに築造された橋梁です。

橋長は165.15mで、上部工は3径間連続鋼鈑桁。下部工は直接基礎逆T式橋台1基、直接基礎控え壁式橋台1基及び直接基礎張出式円柱式橋脚2基になります。橋脚部で主桁の高さが高くなる構造で、これにより橋がスレンダーに見えます。

黒沢橋の名前の由来は、地元の方に聞いたところ、橋上流部に黒沢という沢が流れ込んでいることからこの名が付いたとの事で、ダムが築造される以前も同名の黒沢橋が存在していました。

橋の下を流れる川は一級河川荒川で、尚仁沢導水路トンネルからの水も合流して東荒川ダムに流れ込んでいます。

橋の場所は、名水「尚仁沢(しょうじんざわ)湧水」を求めて毎日大勢の人が訪れる観光施設「尚仁沢はーとらんど」のすぐ近く。橋の袂には遊具を有した公園が整備されており、下から至近距離で橋を見上げることができます。そのため桁の幾何学的な構造が望め、桁に添架された排水管にも迫力が感じられます。橋マニアにはお勧めのスポット。いや橋梁マニアでない方にもおすすめ。新たな発見があるかも・・・!?

見事虹を捉えた写真は、H29年度矢板土木事務所で実施した写真展示&投票イベント「インフラ映え〜矢板土木職員が伝えたい魅力〜」において人気投票第1位を獲得しました。この写真は矢板土木事務所ガイドや職員の名刺等に使用されております。

【インフラスポット】



■路線名:県道 藤原・宇都宮線(ふじはら・うつのみやせん)

■交差物:一級河川 荒川(あらかわ)

■橋長(最大支間長)径間数:165.15m(62.0m)3径間

■上部工形式:鋼3径間連続鈑桁橋

■下部工形式:直接基礎逆T式橋台 1基・ 直接基礎控え壁式橋台 1基・直接基礎張出式円柱橋脚 2基

■架設年:昭和59(1984)年

■管理者:栃木県矢板土木事務所



























 

基本情報

住所 〒329-2216 栃木県塩谷郡塩谷町上寺島
問い合わせ先 矢板土木事務所 0287-44-2185
利用事前予約 -

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