国登録有形文化財 貴重な本陣建築様式を踏襲した建物
壬生町の中心部に所在し、日光西街道沿いの敷地に西面して建っています。
木造平屋建、寄棟造桟瓦葺で、正面に入母屋屋根の玄関を構え、東西方向に座敷を配して南東面に縁を廻らせ、玄関妻飾や室内の透彫欄間に、鶴などを主題とした巧緻で華やかな彫刻を施しています。
松本家は、江戸期に町内で本陣役を担っており、分家して建てられた主屋、文庫蔵などの建物群が2013年(平成25年)に国の登録有形文化財とされました。
文庫蔵、居住蔵、表門及び裏門と塀は、明治末期から大正期にかけて建設されたもので、当時の大型家屋の配置などを継承すると考えられます。
各建物は、上質の材料を使うとともに、随所に精密な彫刻が施され、創建当時の面影を良好にとどめています。
日光西街道(日光道中壬生通り)に現存する本陣建築様式を踏襲した建物として貴重とされています。
※門をくぐっての見学はご遠慮ください。
基本情報
住所 | 〒321-0226 栃木県壬生町中央町340 | |
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問い合わせ先 | 壬生町観光協会 0282-81-1844 | |
公式URL | https://mibu-kankou.org/ | |
営業情報 | 営業時間 | 8:30 ~ 17:15 (壬生町観光協会) |
休業日 | 土日祝日(壬生町観光協会) | |
アクセス | 電車・バス | 東武宇都宮線壬生駅より徒歩10分 |
車 | 北関東自動車道壬生ICより15分 |